
#31.GABA〜ストレスと戦うあなたと植物と乳酸菌(#科学系ポッドキャストの日)
2025年7月2日29分
出演

TT農学ガチ勢農学修士。その後サラリーマン研究員として農と食と戯れる。Podcastはほとんど聴いてこなかったが、農食ラジオを始めてからは沼にハマり中。

ゆと農学ビギナー大学院まで物理を学んだ工学修士。新卒はベネッセで進研ゼミづくり。その後ITに軸足を移し、今は音声コンテンツに夢中。まなびガチ勢。
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「久々のセリフ」の正体——TT流"植物目線"フォーマット、再び
編集してて、「あ、久々のやつ来た」ってニヤッとした。

「久しぶりにすごい言うセリフなんだけど——GABAって、人間のために植物が作ったものなのだろうか」

「得意のね、植物目線のやつか、そういうことか」

「人間様のストレスを軽減するために、トマトはGABA作ってるわけじゃないので」

「そういうことね、その、植物視点の話、久々だ笑」

「ちょっと1回、本当にGABAを自分のために作ってるのかっていうのを、検証していきます」
麦は冷凍庫で7倍、大豆は40度で5倍——植物のGABAは"非常装置"だった
冷凍庫で7倍、って言われてパッと想像できますか?

「麦の苗を冷凍庫に12時間入れて取り出すと、GABAが7倍になりました」

「7倍」

「今度は大豆の種を40度の環境に置いておくと、GABAが5倍になります」

「万能だな、極端な状況に何でも対応するな」

「他にも、乾いた干ばつとか、塩とか、過酷な環境にしても、GABAが増えるっていう報告があるんだよね」

「あらゆる過酷な環境・・・?」

「あらゆる過酷な環境」
「環境ストレス」——人間と植物、同じ言葉で生きていた
「ストレス」って、ずっと人間の話だと思ってた。

「おれずっと植物の研究をしてきたんだけど、こういう高温とか低温とか干ばつとかって、学術的な言い方だと環境ストレスって言うんですよね」

「植物のストレスか」

「そう。なので、GABAって人間だけじゃなくて、植物のストレスも改善するらしいです」

「むしろそれが本質というか、本来の目的」

「GABAは人間のストレスも軽減するし、植物のストレスも改善する、っていうのが論文から見てわかりました」

「GABAってやっぱリラックス的なイメージがあったから、めっちゃ意外というか・・・すごいね」
乳酸菌は、自分でまいた酸から自分をGABAで守っていた
自分で酸まいて自分も苦しいって、それもう詰んでない?

「乳酸菌って、自分が増えるときに乳酸を外に出すんだよね。そうするとどんどん酸性になっていって、周りの微生物が駆逐されていく」

「最終的に乳酸菌ワールドが形成される」

「ただ乳酸菌も微生物なんで、あんまり好きではないらしいんだよね、その酸性の条件が」

「自分自身がそんな心地よくないんだ」

「なんと、GABAには乳酸菌の細胞の中のPHを保つ効果があるらしいです」

「ちゃんと外は酸性にしても、中は守るんだ。めっちゃよくできてる」
"ノーストレス野郎"の腸内には、GABA製造乳酸菌が棲んでいるかも説
自分の鈍感力、腸内フローラのおかげ説が急浮上してちょっと笑った。

「もしお腹にGABAを作る乳酸菌が住んでたら、もう永遠に体がGABAを吸収し続けるみたいな」

「自前でGABAを、どんどん」

「ご飯食べてもGABAができるし、肉食ってもお腹でGABAできるし、GABAができれば体に吸収されて体のストレスを低減するっていう」

「やば、めっちゃ検査したい」

「ゆとさんみたいなストレスないとか、鈍感力が高いみたいな人のお腹には、検査したら乳酸菌が多いかもしんない」

「ありそうだな。人の何倍も食べてるもんな、乳酸菌系。ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌——1週間で全部バッと出る」
商品は1300、でも"作れる人"はわずか——職人系ビジネスの強さ
雑学で終わらない、ってのがのーふーっぽいかも。

「GABAが入った商品は何千とあるって言ったけど、GABAを作ってる人って限られてるから」

「世の中にあるGABAは全部うちが作ってます、みたいな」

「こっちはGABA市場で独り勝ちできる可能性もあるんだよね」

「既存の100倍効率上がりましたとか言ったら、そういうことになるわけだよね」

「だからこっちの方が職人っぽくて、個人的には好きだなっていうのがある」

「職人系ビジネスだね」
KNOWフードラジオ のエピソードです。番組トップページへ